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zoom RSS 昭和35年度の千葉大学受験生向けの英語の傾向と対策

<<   作成日時 : 2017/08/06 10:31   >>

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昭和35年度の千葉大学受験生向けの赤本(教学社)に載っていた千葉大学の『傾向と対策』の『英語』を載せてみる。

ただし、ブログ記事であるので、入力方法を変更したところがある。






傾向と対策

英語


○読解

・部分訳
昭和31年度:1問
昭和32年度:1問
昭和33年度:3問
昭和34年度:2問



・内容設問
昭和31年度:0問
昭和32年度:1問
昭和33年度:2問
昭和34年度:2問



・題名選択
昭和31年度:1問
昭和32年度:0問
昭和33年度:0問
昭和34年度:0問




○作文

・全訳
昭和31年度:0問
昭和32年度:1問
昭和33年度:1問
昭和34年度:1問



・書き換え
昭和31年度:1問
昭和32年度:1問
昭和33年度:1問
昭和34年度:1問



・短文作製
昭和31年度:1問
昭和32年度:1問
昭和33年度:0問
昭和34年度:0問




○文法

・空所補充
昭和31年度:0問
昭和32年度:1問
昭和33年度:0問
昭和34年度:0問



・派生語
昭和31年度:0問
昭和32年度:0問
昭和33年度:1問
昭和34年度:0問



・アクセント
昭和31年度:1問
昭和32年度:1問
昭和33年度:2問
昭和34年度:1問


・適語選択
昭和31年度:0問
昭和32年度:0問
昭和33年度:1問
昭和34年度:0問



 千葉大学の問題は例年かなり高度のものが出題されている。年を追って少しずつやさしくなっているような感じがしないでもないが, そう断定してよいかどうかはなはだ疑問である。全体としては決して無理な問題というわけではないが, ところどころむずかしい単語や言い廻しが出てくるから注意を要する。

 たとえば, 読解問題では, 高校程度では少し無理かとも思えるような単語や特殊な成句などが注なしで出され, その部分を和訳しなければならないことがままある。しかし, よく落ちついて前後関係の内容を把握すれば, 大体見当がつく場合が多いようであるから, 受験者はしっかりした語学力に加えて, 敏感な内容把握力が要求される。本年度の問題は先ず試験官苦心の良問と言えるであろう。

 和文英訳は, 32年度からは, 例年全文英訳の問題がでている。これもかなり高度のものだが, 決して無理な問題ではない。原文の意味をとって, これを自分の確実に知っている英語で誤りなく表現するように努めるべきである。文章のじょうず, へたということより, 文法的間違いがないかどうかに主眼をおくほうが無難である。

 文法問題は書き換えの問題が毎年出ている。特殊な言い廻しに関するものもあってしっかりした語学力が要望される。



「和文英訳は, 32年度からは, 例年全文和訳の問題がでている。」と書いてあったが、誤植と判断し、上のように入力した。

以下、私の考えを書いておく。





たとえば, 読解問題では, 高校程度では少し無理かとも思えるような単語や特殊な成句などが注なしで出され, その部分を和訳しなければならないことがままある。しかし, よく落ちついて前後関係の内容を把握すれば, 大体見当がつく場合が多いようであるから

とあるが、英文和訳問題では、わからない単語・熟語を文脈で推測してあてることは無理である。


模試を受けてみて、そのような推測が当たったことがないことから、各人がそれを実感しているだろう。

模試の英文和訳の採点基準では、この単語やこの熟語は、大体、このような意味だろうということが書かれていても、得点にはならず、正確な意味が書かれていて、初めて得点になるようになっている。



なお、模試の合格可能性評価はよく当たる。

たとえば、2015年度(平成27年度)第3回全統マーク模試と全統記述模試とのドッキング判定別の
2016年度(平成28年度)大学別合格率では

東京大学
A判定(合格可能性80%以上)の合格率:88.1%
B判定(合格可能性65%)の合格率:69.4%
C判定(合格可能性50%)の合格率:50.3%


京都大学
A判定(合格可能性80%以上)の合格率:89.1%
B判定(合格可能性65%)の合格率:69.1%
C判定(合格可能性50%)の合格率:51.6%

であり、よく当たっていた。

河合塾の公式HPの「全統模試の特徴」の「信頼できる合格可能性評価
http://www.kawai-juku.ac.jp/trial-exam/zento/scl/point.html


したがって、英文和訳問題でそのような箇所にぶつかったときは、あきらめて頭の中で思いついたものを書いておき、部分点を稼ぐことを心がけるのが現実的であるし、時間の無駄を防ぐことができる。

英文和訳問題ではなく、記号問題や内容説明問題などでは、そのような推測を手がかりとして、設問を解くことができるようになっていたり、そもそも、まったく見当がつかなくても設問を解くことができるようになっていることが結構ある。

たとえば、1959年度(昭和34年度) 千葉大学 入試 英語 大問4では
rugを「じゅうたん」ではなく、「家具のように室内におくもの」ではないかと文脈から見当をつけていても、設問を解くことができるようになっている。

そのようなことを知ってほしくて、「【私が考えた大問〜の解き方】」をわざわざ書いたという側面もある。

したがって、記号問題や内容説明問題などで、設問を解くために必要な場合は、ある程度、時間をかけて、文脈から意味を推測した方がよいだろう。

また

和文英訳は, 32年度からは, 例年全文英訳の問題がでている。これもかなり高度のものだが, 決して無理な問題ではない。

とあるが、1959年度(昭和34年度) 千葉大学 入試 英語 大問5のように
近代日本」、「現代の日本」、「いにしえの日本」を英語に直させるという難問が出題されている。

これは、難問の中でも、無理がある問題というべきだろう。


詳細は
http://supplementary.at.webry.info/201708/article_1.html
参照。


ほかのところにも難問(無理がある問題も含む。)が結構ある。

しかし、中学生でも解くことができるのではないかと思われる問題も結構ある。

たとえば

1959年度(昭和34年度) 千葉大学 入試 英語 大問4
We were entering Port Said harbour when I came (a)□ deck.
As soon as our ship came near enough, a large number of boats set out from the shore.

B. □の中に適当な前置詞(Preposition)を入れなさい。

があるが
deckが「甲板」の意味であることがわかれば

甲板の下では、ボートの様子が見えないが、甲板の上であれば、ボートの様子が見えるだろう。
それに、わざわざ、甲板の下にやって来てボートの様子を見る人は普通いない。

と考えてonを入れることは容易である。

それに、合格者最低点の得点率の目安は、もっとも高い医学部 医学進学課程でさえ 70%前後であった。

したがって、難問(無理がある問題も含む。)が出題されていることは気にしなくてもよかったことがわかる。

なお

和文英訳は, 32年度からは, 例年全文英訳の問題がでている。


原文の意味をとって, これを自分の確実に知っている英語で誤りなく表現するように努めるべきである。文章のじょうず, へたということより, 文法的間違いがないかどうかに主眼をおくほうが無難である。

については、大体、その通りであろう。

和文英訳だけでなく、英文和訳・文法問題などのほかの英語の入試問題でも文法的に誤りがなければそれでよい。

したがって、受験生は、中学校・高校の英語教科書や入試問題の英文をまねすればよい。

あとで詳しく述べるが、ここでも、簡単に書いておく。


1959年度(昭和34年度)のころの千葉大学の合格者最低点の得点率の目安
大学当局からは合格者最低点は非公表であった。しかし、当時の赤本(教学社)に載っていた「大学案内」の「合否の目安」に目安が載っていたので、それをもとにして私がまとめたもの

医学部 医学進学課程 70%前後

薬学部 63%

工学部 65%
科により異なるが、電気工学科・機械工学科は高く、建築学科はやや低い。

文理学部・園芸学部・教育学部 50%前後


英文和訳・英作文など部分点がある設問もあるので、難問を解くことができなくても合格できたことがわかる。

つまり、小学校・中学校・高校で学んでいることを中心にして勉強していけば合格できたことがわかる。

字数の関係で英語についてだけ具体的に述べ、そのほかの科目はここでは割愛する。

中学校・高校の英語の教科書の英文をノートに直訳して、その直訳を見ながら計算用紙に教科書の英文を復元し、そのほかに、中学校・高校で配布された問題集などの教材も解き、高校で英文法の薄い教科書を授業で一通り終えたら、千葉大学の入試の英語の過去問を解いていく。

それだけで合格できたことがわかる。

なお、今でも、難問を解くことができなくても合格できる。

つまり、小学校・中学校・高校で学んでいることを中心にして勉強していけば合格できる。

字数の関係で英語についてだけ具体的に述べ、そのほかの科目はここでは割愛する。

中学校・高校の英語の教科書の英文をノートに直訳して、その直訳を見ながら計算用紙に教科書の英文を復元し、そのほかに、中学校・高校で配布された英語の問題集などの教材も解き、高校で英文法の薄い教科書を授業で一通り終えたら、大学入試センター試験の英語の過去問、千葉大学の個別試験の英語の過去問の順序で解いていく。

大学入試センター試験があるので、現在の受験生の方が、昭和30年代の受験生よりも必要な勉強量は多くなるが、小学校・中学校・高校で学んでいることを中心にして勉強していけば合格することができる点は現在でも同様である。

それだけで合格できる。




このへんはあとで詳しく述べる。

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