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zoom RSS 昭和34年度 千葉大学 入試 英語 大問5

<<   作成日時 : 2017/08/05 13:38   >>

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1959年度(昭和34年度)千葉大学 入試 英語 大問5を入れておく。

ブログ記事であるので入力方法を変更したところがある。





1959年度(昭和34年度) 千葉大学 入試 英語

時間90分 配点120点(全教科の配点600点

大問5 次の文を英訳しなさい。

 西欧において, 近代日本に対する注意が高まってきたことは事実である。そして現代の日本に対する注意とともに, 現代の日本を生み出したいにしえの日本に対する関心も大きい。



 


答案用紙は省略した。





1960年度(昭和35年度)の千葉大学受験生向けの赤本(教学社)に載っていた解答

5
解答) It is true that the West is paying more and more attention to modern Japan. And, together with this attention to present-day Japan, a great interest is being felt in the old Japan that has made her what she is.











私がつくった単語・熟語などの解説

It is true that he is young, but he is clever.
It’s a fact you can’t deny.
It is true that science requires analysis and that it has fractured into microdisciplines. But because of this, more than ever, it requires synthesis.(2014年度 大阪大学)
analysis 分析
fracture 折れる。割れる。くじける。
discipline 【不可算名詞】訓練。しつけ。 【可算名詞】(学問の)分野
micro〜 微〜。小〜。
synthesis 総合。統合。
We could see that they were bringing money-changers, guides, and men selling all the wonderful things of the East.(この年度の千葉大学 入試 英語 大問4 本文)

この英文については
http://supplementary.at.webry.info/201707/article_4.html
に解説を載せておいた。
この英文から
the East 東洋
だから
the West 西洋
とすればよいことがわかる。

attention 【不可算名詞】注意
When you try on shoes, pay attention not only to their length but also to their depth and width.
(2017年度(平成29年度) 大学入試センター試験 大問3 B)
More and more videos were being rented in Britain, yet the number of movie tickets sold increased by 81 percent from 53 to 96 million. (1993年度(平成5年度) 大学入試センター試験 本試験 大問2 A 問16の正しい英文)

96−53=43
43÷53×100=81.13…

increase by 30 percent 30%まで増える → 30%増える
by (いくら)だけ。(どの程度)まで
by degrees 度まで → 少しずつ。徐々に。
degree 度
35 degrees 35度。
There is great interest in green appliances. (日本の経済産業省が作成した英文)
appliance 電気製品
green appliance エコ家電
There is great interest in history. (私が作った英文)
歴史の中に大きな関心がある。→歴史への関心は大きい。
modern Japan 現代日本。近代日本。
Preparatory Schools for Entrance Examination in Modern Japan : A Case Study on Kensu-Gakkan
近代日本における受験準備教育機関 : 研数学館を事例として

鹿児島女子短期大学紀要 40, 231-249, 2005-02-28に収録されている論文のタイトル
執筆者は、吉野 剛弘氏である。

in the modern period 近代で。現代で。近代での。現代での。
in the present era 現代では。現代の。
the modern era 近現代

The Idea of Democracy in the Modern Era

本(University Press of Kansas, 2004 著者:Ralph Ketcham)のタイトル


present Japan 現代日本
For an exciting taste of ancient Japan, enjoy a performance of traditional musical drama called Noh, at the venerable Noh Theater.(TOKYO METROPOLITAN GOVERNMENTがCNNに出している広告” DISCOVER MORE IN TOKYO:”)
Tokyo Metropolitan Government (TMG):東京都庁
ancient 昔の
taste 味。風味。趣。
performance 上演。演奏。演技。行うこと。
venerable 敬うべき。尊ぶべき。古びて神々しい。尊い。







私がつくった解答

It is true that the West is paying more and more attention to Japan in the modern era.
And there is great interest in Japan in the present era.
At the same time, there is great interest in Japan in the past which has made Japan in the present era, too.



後半(「そして〜」以降)だけで考えると、合格者の平均点は0点同然だったと思われるので、後半は手を抜いて思いついた英文を書けばよかったと思われる。後半に関しては赤本のような模範解答をつくることは合格者の中でもまれな存在だっただろう。後半に関してはそのように現実的なことを考えて上の解答をつくった。
また 中学生・高校生はJapanの前に何かをつけた英文に慣れてないのでJapanの前に何かをつけることを避けた。




present Japan, present-day Japan, modern Japan, ancient Japanが入試の英語で英文として使われたことはない(=今回のように英作文問題の解答として使うのではなく、問題文で英文として出てきたことはない)はずである。
少なくとも、私はそのような英文が入試で英文として使われているところを見たことがない。


 




少なくとも1990年代までの国立大学の英語の英作文の大半は、ベテランの英語の予備校講師でさえ受験生と同じ条件では部分点しかとれないような難問だった。


1979年度(昭和54年度)に共通一次試験が始まる前までは、国立大学の入学試験の英語の英作文の話であり
1979年度(昭和54年度)に共通一次試験が始まった後は、国立大学の入学試験の個別試験(二次試験)の英語の英作文の話である。



だいたい、こういう問題は、教師にだってそう簡単に満点がとれるわけじゃないんだ。 予備校の職員室でもよく話題になるんだ。 試験場で辞書もなく、時間もかぎられていたら、自分にもとてもこんな答は書けそうにないって。ところが、実情を知らない受験生は、こういう難しい答、君たちに英文和訳の試験問題に出しても、点がとれるかどうか分からないような答でなければだめだと、頭から決めてしまって、文法も語彙もめちゃめちゃなままで、意味不明の英文をデッチ上げて勉強だと思っている。それが一番困ることなんだ。


伊藤和夫の英語学習法』(伊藤和夫著。駿台文庫。1995年初版 第1刷。2002年初版 第8刷)p 101の伊藤和夫氏の発言。
こんな答=出版社や予備校が発表している模範解答


当時の国立大学の二次試験の英作文の大半は、翻訳することを予想せずに書かれた日本文が与えられて、その内容を英語で表現することが求められた問題であった。伊藤和夫氏は、これを翻訳問題と呼んでいた。上の英作文の話は、翻訳問題(当時の国立大学の個別試験(二次試験)の英作文の大半)の話である。

伊藤和夫の英語学習法』で伊藤和夫氏が予備校講師でさえできないと指摘した翻訳問題の例を挙げる。


人間が自分で理解できていると思っているその自分は, 自分のなかのごく一部分でしかない。むしろ, 他人のほうが, しばしば, 自分では気がついていない自分というものを教えてくれる。そういう他人の言葉だけは, いつも, よく聞こえる耳を持った人間でありたい。


東京大学で出題された下線部の英作文問題


駿台予備学校が作成した答
It is rather other people who will often tell us about ourselves what we are not aware of. I want to be a man who is always willing to lend an ear at least to those words of others.



したがって、昭和34年度 千葉大学 入試 英語 大問5の後半も同様であったので、手を抜いてつくるのが現実的だったし、そういう方法でも、合格ラインをかなり上回って合格したというのが実情であろう。

なお、これで、昭和34年度 千葉大学 入試 英語の問題・解答・解説はすべて入力した。

合格者の得点率が良かった順(私が推定したもの)にならべると

大問4>大問1>大問2>大問3、大問5
であろう。

したがって、この順序に重要な大問である。


配点が高いか低いかよりも、実際に得点をとることができるかどうかが一番大事である。

たとえば、東京大学の個別試験(二次試験)で、昭和50年代のどこかの年度〜1999年度(平成11年度)まで、国語で、200字作文が出題されていたが、大多数の合格者は0点同然だったようである。


平成12年度から『200字作文』(採点基準が不明瞭)が消えたことで、現代文の負担が軽くなり、得点予想もしやすくなった。

 駿台の東大実戦模試では、『200字作文』(配点20点)の平均点は6〜8点に収まるように“操作”していた(本当はもっと低いのだが、“営業上”の理由で甘めに採点していた)という噂だが、実際の試験ではもっと厳しく採点されていたようだ。

その『200字作文』の消滅により、国語の平均点は5〜10点くらい上がっているだろう。


2004年版 新・受験技法【東大合格の極意】』(和田 秀樹。新評論 0602)p 53,54

この事例からもわかるように、難問に対し、受験生は、あまり時間をかけるべきでなかった。

もちろん、現在、難問が出題されている場合も、受験生は、あまり時間をかけない方がよいだろう。

したがって、配点が高いか低いかよりも、実際に得点をとることができるかどうかが一番大事である。

たとえ、大学入試センター試験の配点が低くても、大学入試センター試験の対策をしないと入試に失敗することが圧倒的に多いことからもそれはわかるだろう。


あとで詳しく述べるが、ここでも、簡単に書いておく。


1959年度(昭和34年度)のころの千葉大学の合格者最低点の得点率の目安
大学当局からは合格者最低点は非公表であった。しかし、当時の赤本(教学社)に載っていた「大学案内」「合否の目安」に目安が載っていたので、それをもとにして私がまとめたもの

医学部 医学進学課程 70%前後

薬学部 63%

工学部 65%
科により異なるが、電気工学科・機械工学科は高く、建築学科はやや低い。

文理学部・園芸学部・教育学部 50%前後


英文和訳・英作文など部分点がある設問もあるので、難問を解くことができなくても合格できたことがわかる。

つまり、小学校・中学校・高校で学んでいることを中心にして勉強していけば合格できたことがわかる。

字数の関係で英語についてだけ具体的に述べ、そのほかの科目はここでは割愛する。

中学校・高校の英語の教科書の英文をノートに直訳して、その直訳を見ながら計算用紙に教科書の英文を復元し、そのほかに、中学校・高校で配布された問題集などの教材も解き、高校で英文法の薄い教科書を授業で一通り終えたら、千葉大学の入試の英語の過去問を解いていく。

それだけで合格できたことがわかる。

なお、今でも、難問を解くことができなくても合格できる。

つまり、小学校・中学校・高校で学んでいることを中心にして勉強していけば合格できる。

字数の関係で英語についてだけ具体的に述べ、そのほかの科目はここでは割愛する。

中学校・高校の英語の教科書の英文をノートに直訳して、その直訳を見ながら計算用紙に教科書の英文を復元し、そのほかに、中学校・高校で配布された英語の問題集などの教材も解き、高校で英文法の薄い教科書を授業で一通り終えたら、大学入試センター試験の英語の過去問、千葉大学の個別試験の英語の過去問の順序で解いていく。

大学入試センター試験があるので、現在の受験生の方が、昭和30年代の受験生よりも必要な勉強量は多くなるが、小学校・中学校・高校で学んでいることを中心にして勉強していけば合格することができる点は現在でも同様である。

それだけで合格できる。


このへんはあとで詳しく述べる。

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