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zoom RSS 昭和34年度 千葉大学 入試 英語 大問4

<<   作成日時 : 2017/07/30 10:19   >>

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1959年度(昭和34年度)千葉大学 入試 英語 大問4を入れておく。

ブログ記事であるので入力方法を変更したところがある。





1959年度(昭和34年度) 千葉大学 入試 英語

時間90分 配点120点(全教科の配点600点

大問4 次の英文について下記の設問に答えなさい。

We were entering Port Said harbour when I came (a)□ deck. As soon as our ship came near enough, a large number of boats set out from the shore. We could see that they were bringing money-changers, guides, and men selling all the wonderful things of the East. While I (1)(leave) the ship I noticed that the rest of the passengers (2)(argue) about the prices (b)□ loud voices. I walked about for an hour and returned to my ship as the sun was setting; the "market" on the ship was still continuing. An old man who was sitting on the deck offered me a beautiful Persian rug for only ten pounds. I talked hard for ten minutes, and just as the ship was going I (3)(buy) it for one pound. As I was going to my cabin I saw a sailor with a rug like mine. I asked him the price. "Five shillings," he said, "but I paid too much for it; a man that I was talking to just now only paid two shillings." As I (4)(undress) that night, I noticed a little piece of cloth which was hanging (c)□ one corner of my rug. On it (5)(be) the words "Made in Manchester."

A. かっこ内の動詞を正しい時制(Tense)に直しなさい。

B. □の中に適当な前置詞(Preposition)を入れなさい。

C. 上文中より選んだ左欄の単語について, それぞれアクセントのある音節を解答欄の例にならって示し, かつ下線を施した部分と同じ音をふくむ単語を右欄から選んでその番号のみを記しなさい。

例 about
(1) couple (2) courage (3) soul (4) source (5) profound

(a)harbour
(1) flour (2) door (3) hour (4) labour (5) court

(b)enough
(1) tough (2) bough (3) ought (4) plough (5) doughnut

(c)notice
(1) nothing (2) none (3) coat (4) thought (5) novel

(d)argue
(1) fatigue (2) tongue (3) plague (4) vague (5) ague

(e)minute
(1) flute (2) quite (3) suit (4) favourite (5) compute

解答欄
例 a-bout ( 5 )
(a) har-bour ( ) (d) ar-gue ( )
(b) e-nough ( ) (e) min-ute ( )
(c) no-tice ( )

D. 下線の部を Indirect Narrationに変えて書きなさい。

E. この文の作者は何国人であるか。次の五つの中から正しいものを選んで番号のみを記しなさい。
(1) American (2) Englishman (3) Persian
(4) Arab (5) German



 


答案用紙は省略した。
C.の解答欄の例では、a-boutのうち、boutが□で囲まれていた。
つまり、アクセントがある音節を□で囲めばよいことがわかるようになっていた。





1960年度(昭和35年度)の千葉大学受験生向けの赤本(教学社)に載っていた解答

4
解答) A. (1) was leaving (2) were arguing (3) bought (4) was undressing (5) were

B. (a) on (b) in (c) on

C. (a) har-bour (4) (b) e-nough (1)
(c) no-tice (3) (d) ar-gue (5)
(e) min-ute (4)

D. He said it was five shillings, but that he had paid too much for it, adding that a man that he had paid been talking to just then only had paid two shillings.

E. (2)






アクセントについては、ブログでは□で囲むことができなかったので、かわりに、アクセントがある音節を大きく表示した。





私がつくった大問4 Dの解答とその解説
解答) 
He answered that he had paid five shillings but that he had paid too much for it, adding that a man that he had been talking to just then had only paid two shillings.

解説) 
He answered her that he would be happy to come.
彼は 彼女に 彼が来て幸福な予定だと答えた。
→ 彼は 彼女に 喜んでお伺いしますと答えた。

I answered that I would be happy to come.
私は 私が来て幸福な予定だと答えた。
→ 私は 喜んでお伺いしますと答えた。

I have just finished my homework.を中学校の英語で覚えたので、それにあわせて
had only paid の語順で覚えた方が覚えやすくてよいと思われる。

The court heard divorced Darwin, who is claiming benefits, had only paid back £121 of the money he was told to repay.

Canoe fraudster John Darwin to repay £40,000(2014年5月29日 BBC NEWS

divorce 離婚させる
The court divorced the couple.
その裁判所はそのカップルを離婚させた。 → 裁判所はその夫婦を離婚させた。
£ ポンド
repay 払い戻す。返済する。
hear 聞いてやる。聞き入れる。
Lord, hear my prayer. 主人、私の祈りを聞き入れなさい。 → 主よ、わが願いを聞き入れたまえ。
lord 主人。神。わが主。
canoe カヌー
fraudster 人たらし。暗者。






おそらく、直接話法の ; を間接話法に直すときに , adding that と直すところはできが悪かっただろう。





私が考えた大問4の解き方
まず、設問の日本語のところだけを読む。

そうすると、Eで作者が何国人であるのかを問われていることが印象に残る。

あとは、最初から本文を読んでいき、問題にぶつかったら、その都度、その問題を解くことができるかどうかためしていく。

Port Saidがどこであるのかがわからないとする。

(a) deckは「デッキ。甲板。」という意味である。
甲板の上に
とすればよいのでonが答えである。

money-changersやguidesが出てくるので、外国の話であると見当をつける。

selling all the wonderful things of the Eastとあるので、東洋のどこかの話であると見当をつける。

(1) Whileとあるので、現在進行形 または 過去進行形であると見当をつけ、noticedにあわせて過去進行形にする。
was leavingが答えである。

while 〜(〜する間に)の節中では、現在進行形 または 過去進行形であることが多い。

(2) noticedにあわせて 過去形 または 過去進行形 または 過去完了を使うが、was leavingを使ったし、過去進行形にすると文の意味が合うのでwas arguing または were arguingのどちらかが答えである。

the rest of the passengersのrestが単数扱いであるのか、それとも複数扱いであるのか。

実は、複数扱いである。

The rest of us are to stay behind.

したがってwere arguingが答えである。

もっとも、the rest of the passengersのrestが複数扱いであることを知らずにここを間違えても、合格ラインをはるかに超える得点を稼ぐことができる。

(b) 大きな声たちの中で
と直訳で考えinが答えである。

rugの意味はわからなくても答えを出すことができるようになっている。

poundsやpoundが出てくるので、作者はイギリスの通貨であるポンドで考えていることがわかる。

(3) 「買う」や「買っていた」などでは、文の意味にあわないので「買った」とする。
答えはboughtである。

Dの間接話法に直す問題では
; を間接話法に直すときに , adding that と直すところはできなくても仕方がない。
そのほかのところで部分点を稼ぐようにする。
うっかりitをthatに直さないように注意した方がよい(for itをfor thatに直してしまうことはしないように注意した方がよい)が、それをしたとしても合格ラインをはるかに超える点数を稼ぐことができるだろう。

(4) undressは「服を脱ぐ」という意味ではないかと見当をつける。
私がその夜服を脱いでいると
とすると文の意味にあう。
noticedにあわせてwas dressingが答えである。

(c) 私のrugの一つのコーナー(角?)の上にぶらさがっていた布の1つの小さい部分に
と見当をつけると文の意味にあうのでonが答えである。

(5)主語がthe words "Made in Manchester" であるので
wereが答えである。

D
アクセント問題はよくある問題であるので楽勝。
発音問題もカタカナで考えれば答えが出る問題である。

(d)ar-gue アーギュー


(5) ague(おこり。マラリア。)エイギュー
を見たことがない.
見たことがないものを選ぶと間違える確率が高いのでほかのものを選ぶ。

で間違えた合格者がたくさんいただろう。
しかし、これを落としたとしても合格ラインをはるかに超える点数を稼ぐことができたので大丈夫だっただろう。
つまり

見たことがないものを選ぶと間違える確率が高いのでほかのものを選ぶ。

を続けても問題なかっただろうということである。

今でも問題ないだろうと思われる。

fatigue(疲労)ファチーグ
tongue(舌)タング ← タンと発音するのが普通だがこの方が覚えやすい。
plague(疫病。伝染病)プレイグ
vague(漠然とした)ベイグ

Eについては
・作者はイギリスの通貨であるポンドで考えていること
・Made in Manchester → マンチェスターで作られた → マンチェスター製
であるので、イギリスのマンチェスター製と考え
外国で何かを買って、安く買ったと思っていたら、実はぼったくられていたし、はるばる外国まで行って、自分の国でも買うことができるものをわざわざ買ってしまったという笑い話ではないかと見当をつけること
から考えて、イギリス人と考える。
答えは(2) Englishmanである。

なお
・何国人と問われているので、(4) Arabは答えではない。

アラブ人はいろいろな国にいる。

・論文であれば、ドイツ人は英語で論文を書くだろうが、論文でもない単なる笑い話をわざわざ英語で書くわけがない(書きやすいドイツ語で書く)ので、(5) Germanは答えではない。
と考えて、(4)(5)を消去して、(1)(2)(3)にしぼるという方法も考えられる。

ちなみに、マンチェスターは、産業革命で有名な都市であり、東京大学の大学入試の個別試験(二次試験)の世界史ではよく出題されている。


2003年度(平成15年度) 前期 東京大学 個別試験(二次試験) 世界史 第3問
問(4)18〜19世紀は「運河の時代」と呼ばれるように、西ヨーロッパ各地で多くの運河が開削され、19世紀の鉄道時代の開幕まで産業の基礎をなした。ブリッジウォーター運河が、最初の近代的な運河である。それは、イギリス産業革命を代表するある都市へ石炭を運搬するために開削された。その都市の名称を記せ。  

答え:マンチェスター


問(4)・・・中略・・・マンチェスターは1997年にも出題されている。


『大学入試完全対策シリーズ 東京大学 文科 前期日程 2003〜1999/5ヵ年 上』に載っていたこの問題の解説

また、イギリス英語だから、作者はイギリス人だろうと見当をつける方法もある。










私がつくった単語・熟語などの解説

Port Said ポートサイド(エジプトの北東部、かつ、地中海沿岸にある都市)

エジプトの都市であることを知っていれば、第1文を読んだだけで、エジプトでぼったくられたという話かもしれないと見当をつけることができたかもしれない。

harbour(イギリス英語) = harbor 港
portは、人間がつくった安全な港(商船が安全に出入りすることができる港)であり、harborは、自然の地形によってつくられた港だから危険な港というイメージである。

エジプトの港だから、作者はportではなく harbourを使ったのかもしれない。

a large number of 〜 たくさんの〜
set out 出発する
money-changer 両替屋。両替機。
guide 案内人。ガイド。
the East 東洋。アジア。

エジプトは北アフリカであるが、西アジアのすぐ近くである。
西アジアも東洋であると作者は考えているのだろう。

set 沈む
rug じゅうたん
cabin 客室
sailor 船員。水兵。
shilling シリング
当時のイギリスでは、1ポンド=20シリングだった。
1971年2月15日、イギリスでは、シリングが廃止された。
ただし、ポンドは、今でもイギリスで使われている。

undress 衣服を脱ぐ
piece 断片。部分。1枚。
hang かける。つるす。かかる。ぶら下がっている。
corner 角。すみ。コーナー。

本文の最後の英文はThe words "Made in Manchester" were on it.の倒置である。
itはa little piece of cloth which was hanging on one corner of my rugを指している。

Direct Narration 直接話法
Indirect Narration 間接話法

Persian ペルシアの。ペルシア人。ペルシア語。

厳密にはいろいろとあるが
ペルシア=イラン

と考えるとわかりやすい。

それに、その方が、高校の世界史や地理を学習するときに覚えやすい。


1995年度(平成7年度)京都大学 個別試験(二次試験) 世界史 大問4(A)が長かったので要点だけを私が抽出してまとめた文
(2)ローマ人の母語であるラテン語と同じインドーヨーロッパ語族に属する言語を、次の@〜Cから1つ選んで記号で答えよ。
@ トルコ語  A アラビア語  B アラム語  C ペルシア語

答え:C ペルシア語



2003年度(平成15年度)京都大学 個別試験(二次試験) 世界史 大問U Bが長かったので要点だけを私が抽出してまとめた文章
(13)西アジアの主要部に最初の政治的統一をもたらしたのが、セム系のアッシリア人である。アッシリア人は前2000年紀のはじめ頃からティグリス川流域のアッシュールを拠点に交易活動に従事し、前9世紀から活発な征服活動を行なった。その軍隊は、鉄製の武器、戦車および騎馬隊をそなえ、広く西アジアを征服し、前7世紀前半にはエジプトをも版図に加えた。アッシリア帝国は征服地の各州に総督を派遣して直接的に統治したが、被征服民に対する強圧的な政策がわざわいし、前7世紀末に滅んだ。アッシリア帝国滅亡後、西アジアとエジプトには4つの王国が並立した。
西アジアの政治的統一を回復したのは、イラン人が建国したアケメネス朝ペルシアであった。
さて、イラン人は言語的には何語族に属すか。語族名を記せ。

答え:インドーヨーロッパ語族


このように

ペルシア=イラン

と覚えた方が入試問題も解きやすい。






私がつくった全訳
私たちは 私が甲板の上に来たとき ポートサイド港に入っていた。私たちの船が十分近くに来るとすぐに、たくさんのボートがその海岸から出発した。私たちは それらが両替屋、案内人、そして東洋のすべてのすばらしいものを売る男たちを持ってきている(輸送している)ことを見ることができた。私がその船を去っている(離れている)間にその乗客たちの残り(船から離れないで船に残っていた乗客たち)は大声の中でその過客について議論していた。私は 約1時間歩いた そして 太陽が沈んでいたときに私の船に戻った;その船の上での「市場」はまだ続いていた。その甲板の上に座っていた1人の老人の男性が私に 1枚の美しいペルシアのじゅうたんを 10ポンドだけで申し出た。私は10分間 激しく 語った、そして ちょうど その船が行っていた(出航していた)ときに私はそれを1ポンドで買った。私が私の客室に行っていた(向かっていた)ときに 私は 私のもののような1枚のじゅうたんといっしょの(を持っていた)1人の船員を見た。私は彼にその値段を尋ねた。「5シリング」、「しかし私はそれにあまりに多く払いすぎた;私が ちょうど今 語っていた1人の男性は 2シリングを払っただけだった。」と言った。私がその夜 衣服を脱いでいると、私は 私のじゅうたんの1つのすみにかかっていた1枚の小さい布切れに気がついた。それの上には 「マンチェスターでつくられた(マンチェスター製)」という単語があった。

Eの選択肢
(1) アメリカ人  (2) イギリス人  (3) ペルシア人(イラン人) (4) アラブ人  (5) ドイツ人


読んでいる人が理解しやすいように可能な限り直訳で訳した。()は説明である。
なお、易しい文章であるので、単語・熟語さえわかれば、和訳しないで英語のまま読んでも、状況を理解することができると思われる。
 



あとで詳しく述べるが、ここでも、簡単に書いておく。


1959年度(昭和34年度)のころの千葉大学の合格者最低点の得点率の目安
大学当局からは合格者最低点は非公表であった。しかし、当時の赤本(教学社)に載っていた「大学案内」「合否の目安」に目安が載っていたので、それをもとにして私がまとめたもの

医学部 医学進学課程 70%前後

薬学部 63%

工学部 65%
科により異なるが、電気工学科・機械工学科は高く、建築学科はやや低い。

文理学部・園芸学部・教育学部 50%前後


英文和訳・英作文など部分点がある設問もあるので、難問を解くことができなくても合格できたことがわかる。

つまり、小学校・中学校・高校で学んでいることを中心にして勉強していけば合格できたことがわかる。

字数の関係で英語についてだけ具体的に述べ、そのほかの科目はここでは割愛する。

中学校・高校の英語の教科書の英文をノートに直訳して、その直訳を見ながら計算用紙に教科書の英文を復元し、そのほかに、中学校・高校で配布された問題集などの教材も解き、高校で英文法の薄い教科書を授業で一通り終えたら、千葉大学の入試の英語の過去問を解いていく。

それだけで合格できたことがわかる。

なお、以上のように英語を勉強してきた高校生であれば、今回の大問(昭和34年度 千葉大学 入試 英語 大問4)で、少なく見積もっても(=少々、うっかりミスをして得点することができないところがあっても)、80%〜85%の得点率を稼ぐことができただろう。


それぐらい、今回の大問(昭和34年度 千葉大学 入試 英語 大問4)は高得点を稼ぐことができる。


ちなみに、今でも、難問を解くことができなくても合格できる。

つまり、小学校・中学校・高校で学んでいることを中心にして勉強していけば合格できる。

字数の関係で英語についてだけ具体的に述べ、そのほかの科目はここでは割愛する。

中学校・高校の英語の教科書の英文をノートに直訳して、その直訳を見ながら計算用紙に教科書の英文を復元し、そのほかに、中学校・高校で配布された英語の問題集などの教材も解き、高校で英文法の薄い教科書を授業で一通り終えたら、大学入試センター試験の英語の過去問、千葉大学の個別試験の英語の過去問の順序で解いていく。

大学入試センター試験があるので、現在の受験生の方が、昭和30年代の受験生よりも必要な勉強量は多くなるが、小学校・中学校・高校で学んでいることを中心にして勉強していけば合格することができる点は現在でも同様である。

それだけで合格できる。



このへんはあとで詳しく述べる。

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