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zoom RSS 昭和36年の神戸大学受験生向けの合否の目安

<<   作成日時 : 2017/06/11 11:10   >>

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昭和36年の神戸大学受験生向けの赤本(教学社)に載っていた神戸大学の『大学案内』の『合否の目安』を載せてみる。

ただし、ブログ記事であるので、入力方法を変更したところがある。




合否の目安

 合格者の最高・最低点など, 入試成績については, 一切公表されていないので詳しいことは不明であるが, 法・経済・経営・工の各学部の最低は60%, 理は55%, 文は50%, 教育は40%というところが, 例年の成績のようである。昨34年度の最低は文が59%, 教育55%, 法65%, 経済63%, 経営62%, 理58%, 工60%であったようである。また, 2割以下の科目があると不合格となるらしいので注意してほしい。なお配点は次の通りである。

 文科系とは文・法・教育文系・第2課程を, 理科系とは教育理系・理・工の各学部をいう。


文科系
国語:200点

社会:200点

数学:100点

理科:100点

外国語:200点

実技:100点

計:800点



経済・経営
国語:200点

社会:200点

数学:200点

理科:100点

外国語:200点

計:900点



理科系
国語:150点

社会:100点

数学:200点

理科:200点

外国語:200点

実技:100点

計:850点






1959年度(昭和34年度)の神戸大学入試での合格最低点の得点率
文学部:59%

教育学部:55%

法学部:65%

経済学部:63%

経営学部:62%

理学部:58%

工学部:60%


1959年度(昭和34年度)〜1961年度(昭和36年度)の受験生にとっては、神戸大学に医学部や農学部は存在しなかった。



1964年(昭和39年)、兵庫県立神戸医科大学が移管され、神戸大学に医学部が設置された。

1966年(昭和41年)、兵庫県立兵庫農科大学が移管され、神戸大学に農学部が設置された。




1960年代に入ると六甲台地区への学舎統合が始まり、国立移管された医学部と一部の施設を除くすべての学部が、1968(昭和43)年までに六甲台地区に集結した。1963(昭和38)年には教養部が発足し、1964(昭和39)年には兵庫県立神戸医科大学の国立移管により医学部が、1966(昭和41)年には兵庫県立兵庫農科大学の国立移管により農学部が設置された。


神戸大学」の公式HPの「大学概要」の「沿革・歴史」の「神戸大学 (1949年〜)」


このころの赤本(教学社)の売りは、合格者最低点が公表されてない大学学部学科でも、目安を載せていることがあることである。

このへんは、昭和40年代以降の赤本(教学社)や昭和50年代以降の青本(駿台文庫)にはない特徴であり、それらと比較すると受験生にとってはるかに頼りになる存在だったことがわかる。

なお、難問を解くことができなくても合格できたことがわかる。

つまり、小学校・中学校・高校で学んでいることを中心にして勉強していけば合格できたことがわかる。

字数の関係で英語・数学についてだけ具体的に述べ、そのほかの科目はここでは割愛する。

中学校・高校の英語の教科書の英文をノートに直訳して、その直訳を見ながら計算用紙に教科書の英文を復元し、そのほかに、中学校・高校で配布された問題集などの教材も解き、高校で英文法の薄い教科書を授業で一通り終えたら、神戸大学の入試の英語の過去問を解いていく。

小学校算数・中学校数学・高校数学で使っている問題集を解き、神戸大学の入試の数学の過去問を解いていく。


高校数学の場合は、次のようにするとよかっただろう。

ある分野を終えたら、その分野に該当する問題を、神戸大学の過去問集の最初の所にこの問題はどの分野の問題と載っているから、それを参考にして、それを探し出し、解く。


それだけで合格できたことがわかる。


なお、現在の神戸大学は、合格者最高点・合格者平均点・合格者最低点を示している。

すべて載せると字数が膨大になるので、医学部医学科 前期日程のそれのみ示しておく。



平成29年度の神戸大学医学部医学科 前期日程の入試統計

合格者最高点:697.000点(810点満点。得点率:86.0%

合格者平均点:639.312点(810点満点。得点率:78.9%

合格者最低点:616.640点(810点満点。得点率:76.1%

大学入試センター試験の合格者平均点:324.749点(360点満点。得点率:95.2%

大学入試センター試験:個別試験=360:450



平成29年度の大学入試センター試験で得点率:85%の場合、大学入試センター試験の得点:306点になるから
616.640−306=310.64となり

個別試験で311点(得点率:69.1%)以上とれば合格することができる。

ちなみに、個別試験の配点は次の通りである。




英語:150点(33.3%

数学:150点(33.3%

理科:150点(33.3%

計:450点(100%



以上より、今でも、難問を解くことができなくても合格できることがわかる。

つまり、小学校・中学校・高校で学んでいることを中心にして勉強していけば合格できることがわかる。

字数の関係で英語・数学についてだけ具体的に述べ、そのほかの科目はここでは割愛する。

中学校・高校の英語の教科書の英文をノートに直訳して、その直訳を見ながら計算用紙に教科書の英文を復元し、そのほかに、中学校・高校で配布された英語の問題集などの教材も解き、高校で英文法の薄い教科書を授業で一通り終えたら、大学入試センター試験の英語の過去問、神戸大学の個別試験の英語の過去問の順序で解いていく。

小学校算数・中学校数学・高校数学で使っている問題集を解き、大学入試センター試験の数学の過去問、神戸大学の入試の数学の過去問を解いていく。


高校数学の場合は、次のようにするとよいだろう。

ある分野を終えたら、その分野に該当する問題を、大学入試センター試験の数学の過去問集、神戸大学の過去問集の最初の所にこの問題はどの分野の問題と載っているから、それを参考にして、それを探し出し、解く。



大学入試センター試験があるので、現在の受験生の方が、昭和30年代の受験生よりも必要な勉強量は多くなるが、小学校・中学校・高校で学んでいることを中心にして勉強していけば合格することができる点は現在でも同様である。

それだけで合格できることがわかる。


このように、神戸大学は、現在では、合格者最高点・合格者平均点・合格者最低点を示し、難問を解くことができなくても、小学校・中学校・高校の勉強を中心にしていけば合格できることを伝えているので、少なくとも大学入試に関しては、安心できる大学であることがわかる。

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