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zoom RSS 高校に理数学科を新設する構想(昭和42年)

<<   作成日時 : 2016/10/02 23:26   >>

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高校に理数学科を新設する構想が、昭和42年にあった。




北海道新聞 夕刊 昭和42年(1967年)8月25日(金曜日) 6版 7面

高校に理数学科


多様化へ第一歩

各地にモデル学級も

 

 
 技術革新時代に適応した教育をーと昨年10月、文部大臣から『高校における職業教育の多様化』について諮問を受けていた理科教育および産業教育審議会(菊池豊三郎会長)の理科教育分科会(三輪知雄会長)は、このほど高校に『理数学科』を新設する構想をまとめ、9月2日劔木文相に答申する予定である。


 高校教育の多様化については11日に産業教育分科会が職業科高校について調理、秘書科など14学科の新設を答申し、話題をまいているが、こんど答申される『理数学科』の新設は普通科高校から理工系大学への進学者を対象にしたもので、英才教育へのカラーが強いものになりそうだ。

 高校教育を生徒の進路、能力、適性に応じて多様化すべきだという声は昨年4月、中教審が『後期中等教育の拡充整備について』の中間報告の中で『教育の内容は時代の要請にこたえて教科の多様化を図ること』と強調していらい各方面で論じられ、特に高校進学率の伸びによる生徒の学力の格差が大きいことが問題とされていた。

文部省はこうした弊害を是正するためと、社会の細分化に合わせ高校教育を多様化しようと昨年10月、同審議会に諮問してきた。

 このうち職業科の多様化については同審議会の産業教育分科会が審議、普通科の多様化については理科教育分科会が審議してきた。

 普通科高校の多様化については、全国高校長協会から『文、理、家庭など6コースにわけるべきだ』との提案が出されているが、同分科会ではこのうち理数科についてだけ結論をまとめ答申することになったもの。

 それによると現在、普通科には就職向けのA類型、進学向けのB類型の2コースにわかれた理数科コースがあるが、これとは別に理工系大学進学向けのアカデミックコースとして新しく『理数学科』を新設する。

そこでは
@数学、物理、化学など自然科学の基礎学力をみっちり教える
Aとくに数学の演習、理科実験の時間数を多くする
B教育課程の完全消化を図る意味で学級規模は40人ぐらいをメドとする。
C大学理工系への進学向けのカリキュラムとする
ーというものである。

また理数系に片寄ることを避け、文科系の教科にも勉強させる必要があるとしている。

 文部省としてはこの答申に基づいて今後検討を進めるが、とりあえず明年度は各都道府県に1クラスずつのモデル学級を設置し、普通科多様化の突破口としたい意向で、予算要求するという。

ただし『理数学科』として独立させることは普通科高校の範囲からはずれることにもなるので普通科高校の中に併置するか、工業高校の中に新設するかは各都道府県にまかされることになるという。

 この理数科構想について文部省の斉藤初等中等教育局長は『あくまでもアカデミックコースとしての多様化である』と述べており、理数系にすぐれた素質、才能を持った生徒の養成をねらっているが、限られた生徒だけを対象とした英才教育ーという批判もある。


目が疲れることを防止するためにたくさん改行した。元の新聞記事は縦書きであり、数字は漢数字であったが、横書きであるので、数字は算用数字にした。色をつけて見やすくした。

これが、全国の高校にある理数科と関係があるのかどうかはよくわからなかった。


ただ

全国の公立高校において、「理数科」を設置しているところがある。


はたして理数科というものはどのような経緯で設置されるようになったのか。

ネットで検索しても明快な答えを見つけることができなかった。




札幌南、札幌北、札幌西、札幌東、札幌旭丘、旭川東、岩見沢東、小樽潮陵
などは理数科を設置していない。

はたして設置された高校とされていない高校はどのように違うのか。


さらに思うのは、理系方面のみが人材育成として必要なのだろうか。

文系の特設科みたいなものは不要なのだろうか。

http://bighopebigdream.blog.fc2.com/blog-entry-96.html
というブログ記事があるので、そういう疑問を持つ人の参考になるかもしれないと考えて入力した。

なお、現在、理数科が設置されてない高校がたくさんある。

しかし、理工系大学への進学で理数科が有利ということもなければ理数科が不利ということもないので、そういう高校に在学している高校生は気にしなくてもよい。

もっとも、工業高等専門学校へ進学すると、工学部への編入学が、理数科や普通科の高校からの工学部への進学と比較して有利である(ただし、東京大学・京都大学を除く)。



いま高専は隠れた『進学名門校』となっています。長岡と豊橋には高専卒業生を主たる対象とした技術科学大学があり,さらに全国のほとんどの国公私立大学の工学系学部が,高専卒業生の3年次編入を受け入れています。推薦入学制度もあり,これらの大学へ編入する学生が安定した人数で推移しています。また,本校専攻科へ進学する学生も安定した人数で推移しています。旭川高専では卒業生の45〜55%程度が進学を希望し,ほぼ全員が合格・進学しています。


独立行政法人 国立高等専門学校機構 旭川工業高等専門学校』の公式HPの『進学状況
http://www.asahikawa-nct.ac.jp/gakkou/index13.html



いよいよ最終学年。4年で検討・準備してきた就職活動/編入学試験の本番です。企業の内々定は4月から出始め、夏休み前にはおおよそ就職先が決定します。進学の場合も大学3年生に編入する試験が6月〜8月に集中し、センター試験とは大きく異なる特徴と言えます。さらに、日程は大学により異なるため、併願もOK。夏休みが終わった頃にはほぼ全員の進路が決まり、最後の工嶺祭に全力投球!です。また5年生では1年間の卒業研究があり、2月には研究の成果を発表します。中には学会で論文発表する学生も。


日程さえ合えば自身の希望する大学をいくつも併願可能。

平成24年度卒業生の大学編入率:23%

1.65校(平均大学受験数

65%が1校受験で合格。3校に合格した学生も



独立行政法人 国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校』の公式HPの『就職・編入学までのプロセス
前半は『長野高専 5年』の説明である。
後半は高専卒業後、大学3年に編入するときの説明である(円グラフなどがあったが、入力の都合上、省略した。また、入力の都合上、ある程度、編集した。)。
http://www.nagano-nct.ac.jp/entrance/process/index.php

現在では、工業高等専門学校が、上記新聞記事の理数学科の役割を結構果たしているといえるだろう。

ただ、工業高等専門学校は、高等学校とは関係ないし、理数科とも無関係である。


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