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zoom RSS 昭和45年、北大の成績評価が平均点方式に変わったらしい。

<<   作成日時 : 2015/04/18 22:44   >>

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1970年(昭和45年)の北海道大学の2年目から、成績評価の仕方が平均点方式に変わったらしい。

そのことがわかるコラムを載せておく。



1970年(昭和45年)9月19日 土曜日 北海道新聞 朝刊 16版 15面

こだま

▽・・・北大の教養部学生が、どの学部に行くかを決める成績評価の仕方が、いまの2年目から『平均点方式』に変わる。

▽・・・従来は総合点で学部、学科へ振り分けていた。

このためほとんどの学生は点数かせぎで、必要以上に多くの単位を取り『質より量』の一般教育になりがちだった。

これを改め『量から質』への転換をめざす、いわば教養カリキュラム改革の第一歩。

優は8点、良は6点、可は4点、不可は零点(4単位科目の場合)と、点数に換算することに変わりはないが、これを履修単位数で割った平均点で優先順位を決める。

▽・・・とはいっても学部移行を決めるのはやはり成績。

学生らの

北大には入試と移行時、2つの試験がある

教養は学部へ進むための予備校化している

志望する学部に行けない

などの不満は同じよう。

これを解消するには、文類、理類といった大きな横割りをやめ、学部縦割り制にするしか方法がなく、同大にとっては悩みのタネ。


目が疲れることを防止するためにたくさん改行した。元のコラムは縦書きであり、数字は漢数字であったが、横書きであるので、数字は算用数字にした。色をつけて見やすくした。

ただし、獣医学部獣医学科、工学部鉱山工学科、農学部林学科などを希望する学生は、点数稼ぎをする必要はなかったようである。

なお、変更以前は

優:3点

良:2点

可:1点

不可:−1点

であり、不可でなければ、たくさん履修した方が有利(ただし、84単位が上限である)という状況だったようである。


書架に古びた小冊子を見いだした。

昭和42年度 履修の手引き 北海道大学教養部」によれば、教養課程(理類)で修得すべき必要最少科目および最低単位数は、人文・社会・自然科学の各系列毎に3科目12単位、数学8単位、外国語T二カ国語各8単位、体育(理論・実技)各2単位、合計64単位とある。

教養課程を終えた後、専門課程へ進学するのであるが、進学希望者が専門学科の定員を上回るときには、教養課程の成績順に進学が内定した。

その方法は、必修科目の成績(優、良、可、不可)に対して、3,2,1,−1点を与え、それを合計して得点順に順位を付けるいうものであった。

したがって必修科目の上限84単位まで履修する学生が多くを占めていた(当時の不人気学科は、獣医学部獣医学科、工学部鉱山工学科、農学部林学科などで、これらを希望する学生は、悠々と勉学するかあるいは学生生活を満喫した)。

この方法はのちに「取得総点を取得単位数で割る平均点方式」に改められた。

学部に進学後、専門課程で取得する単位数も教養課程とほぼ同数であった(大学設置基準によれば、卒業に必要な専門教育科目の単位数は76単位)。



私の一般教育 My Liberal Arts』(原田 茂治 静岡県立大学短期大学部 一般教育研究会誌(1)-2 (2001))
目が疲れることを防止するためにたくさん改行した。色をつけて見やすくした。

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