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zoom RSS 昭和36年度立教大学経済学部の入試問題の下線部の英文和訳問題

<<   作成日時 : 2013/05/21 15:35   >>

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昭和36年度立教大学経済学部の入試問題の下線部の英文和訳問題を載せる。


A great nation is not led by a man who simply repeats the talk of the street-corners or the opinions of the newspapers. (1) A nation is led by a man who hears more than those things; or who, rather, hearing those things, understands them better, unites them, puts them into a common meaning; speaks, not the rumours of the street, but a new principle for a new age; (2) a man to whom the voices of the nation unite in a single meaning and reveal to him a single vision, so that he can speak what no man else knows, the common meaning of the common voice.

【解答】
(1) 国民はそれらのことよりもっと多くのことを聞く人, あるいはむしろ, それらのことを聞いて, それをもっとよく理解し, それを結合し, それを一つの共通の意味に変える人によって導かれる。
(2) その人にとっては国民の声がただ一つの意味に結合し, ただ一つの映像を彼に示し, 彼が他の誰もが知らないこと, すなわち, 民衆の声の共通の意味を語ることができるようにする, そのような人。
 

↑問題と【解答】は、国立国会図書館にあった本をそのまま載せた。ただし、何という本であったかはあいにく記録し忘れた。原文には、「誰れもが」と書いてあったが誤植と判断し、「誰もが」と入力した。

【全訳】
 偉大な国民は通りの角の話 または 新聞の意見を単に繰り返すだけの人によって導かれない。国民はそうした物事よりももっと多くを聞き;または むしろ そうした物事を聞きながら、それらをもっとよく理解し、それらを結合させ、それらを共通の意味へとし;通りの噂ではなく、新しい時代のための新しい原理を話し;自分が ほかのだれも知らないこと、つまり、共通の声の共通の意味を話すことができるように、国民の声が単一の意味に結合し 自分に 単一の映像を示す人によって導かれる。  

↑私が直訳に近い形で訳したもの。

【解説】
nation 国民。国家。
↑「国民」の意味のnationは、通例 theがつき、集合的;単数または複数扱いである。
the British nation 英国民 the Western nations 西欧諸国
street 通り

Christchurch is the finest of all the cities in New Zealand. It is the biggest city on the South Island. It looks like an old English city, and many streets have English names.

↑『NEW PRINCE English Course 2』(開隆堂。昭和55年3月31日文部省検定済。昭和58年3月31日改訂検定済中学校外国語科用) p 23

corner 角。曲がり角。

ASKING THE WAY
Man: Excuse me, but will you tell me the way to the nearest post office?
Ellen: Go straight down this street to the third corner, turn to the right, and walk two more blocks. Its on the right-hand side.
Man: Thank you very much.
Ellen: You are welcome.

↑『NEW PRINCE English Course 3』(開隆堂。昭和55年3月31日文部省検定済。昭和58年3月31日改訂検定済中学校外国語科用) の一番、後ろの『DAILY CONVERSATION』

man [無冠詞で総称的に](動物と区別して)人。人間。
((用法:近年、この意味ではhumans, the humankindなどを用いる人が増えている))
Man is mortal. 人は死ぬべき運命である。 → 人は死を免れない。
Man cannot live by bread alone. 人はパンのみにて生きるにあらず。((聖書[ルカ伝]から))
man 可算名詞 (男女を問わず一般に)人。人間。(この意ではpersonなどを用いるのが一般的)
All men must die. すべての人は死を免れない。
What can a man do in such a case? こんな場合どうすればよいのだろうか。
age 年齢。時代。年代。
the atomic age 原子力時代
vision 視力。未来像。ビジョン。洞察力。映像。

He left early so that he could get a good seat.
彼は 彼が 良い席を得ることができるように 早く出発した。

↑『英文法標準問題精講 4訂版』(旺文社。原仙作著。中原道喜 補訂。1992年初春、改訂新版の序が書かれた。なお、原仙作氏は、1974年(昭和49年)夏に死亡した) p 183
和訳は、私が直訳で訳したものである。


↑私がつくったもの。特に出典を書いていないものは『新英和中辞典 第7版第2刷』(研究社。2003年5月)を参照した。

(2)には to whomがあるのに、to himやheがある。
これは、わけのわからない英文である。
したがって、今の受験生は、このような英文の英文和訳ができなくても、気にする必要はないと思われる。

 
ごくやさしいことからはじめよう。

 This is the house in which he lives.
という文は、「これは彼が住んでいる(he lives)ところの(which)家だ」という意味だから、inはなくてよいはずだと言う人がいたら、諸君はどう説明するだろうか。

そのためには、関係詞に「ところの」という訳語をあてることによってできる訳文の意味を考えても、英語の関係詞を考えることにはならないというところから出発しなければならない。

では、どう考えればよいのか。

 上の文はHe lives in the house.のthe houseを関係詞に変えることによってできたものだから、the house in which he livesにせよ、the house which he lives inにせよ、inが残っていなくてはならないという形で議論を進めてはじめて相手を納得させることができるのである。

 関係詞によって2文を結ぶ練習は、関係詞の入口のところで必ず出てくる。

この種の問題から逆に考えると、関係詞、特に関係代名詞によって導かれる節は、関係詞を先行詞でおきかえると、主語・目的語・補語の点で欠けるもののない独立した英文になるという規則が出てくる。

関係詞について分からぬことがあるときは、常にこの規則に立ちもどって、先行詞を関係詞に代入することで独立した文ができるかどうか、文ができるとしたらその意味は何か、その意味を主節に結ぶとき日本語の訳はどうなるかという手順で考えてゆかなくてはならない。

関係詞の問題点は多いが、その中で以上の角度から扱える最も基本的な問題、すなわち関係詞の節中での役割を中心にし、あわせて関係詞の省略から生ずる問題をこの章では考える。

↑『英文解釈教室 改訂版』(駿台予備学校講師 伊藤和夫。研究社)p 162の『Chapter 9 関係詞』の序文
読みやすいように、改行を変更した。
1977年(昭和52年)に初版が出され、1996年に『改訂版へのはしがき』が書かれた。

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