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zoom RSS 昭和36年度防衛大学校の入試問題の下線部の英文和訳問題

<<   作成日時 : 2013/04/28 21:43   >>

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昭和36年度防衛大学校の入試問題の下線部の英文和訳問題を載せる。


The world is living in an age or profoundest revolution. The lives of men are undergoing such transformation as history has rarely recorded. At such a time of world upheaval, hopes, as well as fears, rise in all areas of human life. Such a force as nuclear power symbolizes the greatness of the choice before mankind. The energy of the atom could bring destruction to humanity. Or it could be made to serve men's hopes for peace - to make for all peoples a more healthy and secure and prosperous life than man has ever known.

【解答】
原子力は, あるいは人類を破滅させることもできるだろう。あるいはまた, 原子力は人々の平和への願いに奉仕するように, しむけることもできるだろう ー すなわち, すべての民族のために, 前古未曾有の健康的な, 安全な, 繁栄せる生活を創造するように, しむけることもできるだろう。
 

↑問題と【解答】は、国立国会図書館にあった本をそのまま載せた。ただし、何という本であったかはあいにく記録し忘れた。ただし、【解答】は、原文には「未曽有」と書いてあったが「未曾有」と入力した。

【全訳】
 世界は1つの時代 または 最も重大な革命の中で生きている。人々の生活は 歴史がめったに記録したことがないような変質を受けている。世界の激変のようなときには、恐れだけでなく、希望も 人間の生活の全ての領域で増加する。原子力のような力は 人類の前の選択の偉大さを象徴する。原子力エネルギーは人類に破滅をもたらし得るだろう。または それは 全ての民族にとって 人間が今までに知っているよりも もっと健康的で そして 安全で そして 繁栄した生活をするために 人々の平和への希望に仕えるためにされ得るだろう。(→原子力は, あるいは人類を破滅させることもできるだろう。あるいはまた, 原子力は人々の平和への願いに奉仕するように, しむけることもできるだろう ー すなわち, すべての民族のために, 前古未曾有の健康的な, 安全な, 繁栄せる生活を創造するように, しむけることもできるだろう。

↑私が直訳に近い形で訳したもの。

【解説】
live 生きる
age 時代
profound 重大な
man 不可算名詞 [無冠詞で総称的に](動物と区別して)人。人間。
((用法:近年、この意味ではhumans, the humankindなどを用いる人が増えている))
Man is mortal. 人は死ぬべき運命である。 → 人は死を免れない。
Man cannot live by bread alone. 人はパンのみにて生きるにあらず。((聖書[ルカ伝]から))
man 可算名詞 (男女を問わず一般に)人。人間。(この意ではpersonなどを用いるのが一般的)
All men must die. すべての人は死を免れない。
transformation 変形。変質。
rarely めったに〜しない。まれに。
upheaval (社会などの)大変動。激変。動乱。大騒ぎ。
rise 増加する
human 人の。人間の。
symbolize 〜 〜を象徴する
The lily symbolizes purity. ユリの花は清純さを象徴する。
mankind 人類。人間。
humanity 人間性。人類。人間。
下線部のcouldは仮定法である。したがって、実際には、どちらも現実には起こっていない。
serve 仕える
hope 望み。希望。
people 可算名詞 民族。国民。種族。
secure 安全な
prosperous 繁栄する。富裕な。

↑私がつくったもの。特に出典を書いていないものは『新英和中辞典 第7版第2刷』(研究社。2003年5月)を参照した。

ちなみに、昭和42年ごろには、humanityの訳語が「人間性」しかないと思っている受験生が結構、いたのかもしれない。

たとえば, もし, ぼくが諸君に向かって
「humanityはどういう意味ですか?」
と尋ねたら, 諸君は, どう答えるであろうか。

おそらく, 大部分の人は
それは“人間性”という意味です
と答えるであろう。

それは, ヒューマニティという語は, 日本語になってしまっており, かつ, 日本人は, この語を, 日常会話において, “人間性”の意味で使っているからである。

しかし, “humanity=人間性”と考えるのは, 少なくとも受験生にとっては, 重大な誤りである。

 
先刻述べたhumanityという語についてであるが, これも, 過去の入試問題を調べてみると, たいてい, “人類”の意味で用いられているのであって, “人間性”“仁愛”などの意味で用いられることは, きわめてまれなのである。

↑『耳から覚える 試験に出る英単語 CD付』(森一郎。青春出版社。2003年2月10日第1刷)p 24, 25
読みやすいように、改行を変更した。
 おそらく、1967年(昭和42年)に書かれた文章だろう。
↑『試験に出る英単語』が最初に出版されたのは1967年(昭和42年)10月である。

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