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Crime in the United Statesは、「米国における犯罪認知件数」と訳す。 それを論証する。 FBIのサイトである http://www2.fbi.gov/ucr/cius2009/data/table_01.html の Table 1には Crime in the United States by Volume and Rate per 100,000 Inhabitants, 1990–2009 があり、Murder and nonnegligent manslaughterとMurder and nonnegligent manslaughter rateだけ並べると 1990 23, 438 9.4 法務省の『犯罪白書』の http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/56/image/image/h008001008h.jpg の『資料 1-8 殺人・窃盗 各国における認知件数・発生率の推移』(1988年〜2007年) から、米国の殺人のみ抜き出すと、次のようになる。 ちなみに、認知件数・発生率の順である。 1990 23, 438 9.4 数字が完全に一致していることがわかる。 法務省の犯罪白書の米国の出典がCrime in the United Statesであるから、当然である。 以上より、Crime in the United Statesは、「米国における犯罪認知件数」と訳すことがわかる。 【ここまでのまとめ】 したがって、『Crime in New York by Year』は、「年ごとのニューヨークにおける犯罪」と訳すことがわかる。 City-Data. comの 『New York, New York』 http://www.city-data.com/city/New-York-New-York.html の 『Crime in New York by Year』(年ごとのニューヨークにおける犯罪) には Type 1999 2000 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 と書かれている。 和訳してみよう。
さて http://pandaman.iza.ne.jp/blog/entry/538936/ に それに対して人口800万人のニューヨーク市の2007年の殺人発生件数:494件は「殺人被害者数」であるように思われます。 と書いてある。 494件と496件は、ほんの2件しか異ならない。 おそらく、後の年度に修正されたのだろう。 犯罪統計では、そのような修正はよくあることである。 それに 「ニューヨークのブルームバーグ市長の2007年末の発表によると、 ↑ http://pandaman.iza.ne.jp/blog/entry/538936/ の「被害者数」を、「殺人認知件数」に置き換えれば、上の表と一致する。 なぜ、市長は間違えたのだろうか。 それは、英語で見てみるとわかる。 Type 1999 2000 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 per 100,000に着目しよう。 分母は、10万人である。 つまり、分母は人数である。 当然、分子も人数であると、市長は錯覚したのだろう。 日本の犯罪白書のように、「認知件数」と書いてくれないので、市長がそのように錯覚してもおかしくない。 そして、検挙されない者もいるから、加害者の人数であるわけがない。 したがって、分子は、被害者の人数であると、市長は錯覚したのだろう。 まして、市長は、政治家である。 政治家は、役所の公務員でなく、素人なので、こういう勘違いをしてもおかしくないのである。 ↑ 勘違いした者は、ブルームバーグ市長でなかったようである。 【まとめ】 なお、今回、この問題を解決するに当って 『イーストセントルイス』の http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%B9 の イーストセントルイス市の犯罪発生率は全米最悪の水準である。2007年の連邦捜査局のデータによると、イーストセントルイスの殺人発生率は人口10万人あたり101.9件を記録し、ゲーリー(73.2件)、カムデン(53.2件)、ヤングスタウン(51.5件)、デトロイト(45.8件)、ボルチモア(45.2件)、コンプトン(38.5件)、ワシントンD.C.(30.8件)といった殺人で悪名の高い都市における発生率をしのぐ。また、強姦発生率は人口10万人あたり250件を超える。 とその出典が大いに参考になった。 そういう点では、謝意を示したい。 ちなみに、このブログ記事は http://supplementary.at.webry.info/201102/article_1.html に密接に関連している。 【追記】 上のブログ記事で、ニューヨークのブルームバーグ市長の発言とされている箇所を正しくすると、下記のようになる。 「ニューヨークのブルームバーグ市長の2007年末の発表によると、 【さらに追記】 http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/archives/51518805.html#comments にコメントしたところ、管賀江留郎氏から指摘があったので、直した箇所がある。 ニューヨーク市の殺人事件の数、2007年は過去最低の見通し ↑ http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-29540220071227 こちらでは、件数で表現されている。 勘違いしたのは、ブルームバーグ市長ではなく http://pandaman.iza.ne.jp/blog/entry/538936/ の 「ニューヨークのブルームバーグ市長の2007年末の発表によると、 が作られるまでのどこかの時点で関わっただれかである。 それが、だれなのかは、私には、よくわからない。 以上、訂正しておく。 管賀江留郎氏には、的確な指摘を頂いたので、謝意を示す。 【追記】(細かいことをいろいろと書いておく。) ここ以降は City-Data. comの 『New York, New York』 http://www.city-data.com/city/New-York-New-York.html の 『Crime in New York by Year』(年ごとのニューヨークにおける犯罪)の Type 1999 2000 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 のMurdersが、Murder and nonnegligent manslaughterと一致することを論証する。 細かいことであるので、そういう細かいことに興味がない人は無理して読まなくてもいい。 http://www.fbi.gov/ ↓ STATS&SERVICESにカーソルを合わせる。 ↓ Crime Statistics/UCRをダブルクリックする。 ↓ http://www.fbi.gov/stats-services/crimestats ↓ Uniform Crime Reportsの2009をダブルクリックする。 ↓ http://www2.fbi.gov/ucr/cius2009/index.html ↓ Violent Crimeをダブルクリックする。 ↓ http://www2.fbi.gov/ucr/cius2009/offenses/violent_crime/index.html ↓ City Agencyをダブルクリックする。 ↓ http://www2.fbi.gov/ucr/cius2009/offenses/standard_links/city_agency.html ↓ Offense data by city agency Table 8, "Offenses Known to Law Enforcement, by State by City, 2009" ↓ http://www2.fbi.gov/ucr/cius2009/data/table_08.html ↓ New Yorkをダブルクリックする。 ↓ http://www2.fbi.gov/ucr/cius2009/data/table_08_ny.html ↓ Table 8 NEW YORK Offenses Known to Law Enforcement by State by City, 2009 New YorkのPopulationが8,400,907がであり、 Murder and nonnegligent manslaughter が471であることがわかる。 ↓ Data Declarationをダブルクリックする。 ↓ http://www2.fbi.gov/ucr/cius2009/data/table_08_dd.html Offenses Known to Law Enforcement と書かれてあり、アメリカ合衆国の基準で2009年のニューヨークのMurder and nonnegligent manslaughterが集計され、471であったことがわかる。 これは City-Data. comの 『New York, New York』 http://www.city-data.com/city/New-York-New-York.html の 『Crime in New York by Year』(年ごとのニューヨークにおける犯罪) と一致する。 2005年〜2008年も、同様に調べたら一致した。 したがって、このサイトは、FBIのサイトと同様、アメリカ合衆国の基準で集計されたものであることがわかる。 したがって City-Data. comの 『New York, New York』 http://www.city-data.com/city/New-York-New-York.html の 『Crime in New York by Year』(年ごとのニューヨークにおける犯罪)のMurdersはMurder and nonnegligent manslaughterのことであり、その集計は 「謀殺(murder)及び故殺(nonnegligent manslaughter)(これらの未遂及び2001年9月11日の同時多発テロ事件を含まない。)」 の基準であることがわかる。 参考として、『犯罪白書』の『資料 1-8 殺人・窃盗 各国における認知件数・発生率の推移』から、殺人の定義を載せる。 日本 殺人及び強盗殺人(未遂を含む。) 【細かいことを述べてきたが大雑把にまとめる。】 【さらに追記】 ニューヨークの統計の和訳をもう少し見やすくした。 |
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